Mt.Fujiイノベーションエンジンは2020年11月27日、山梨県と「超感染症社会の実現に向けた民間企業との連携推進を図るための事業に関する協定」を締結いたしました。
上記協定により、県がグリーン・ゾーン認証※した飲食店をテストベッドとし、それらのグリーン・ゾーン認証店に導入するwithコロナ時代を支えるテクノロジーを持つ企業を、Mt.Fujiイノベーションエンジンが募集します。
ご協力いただける企業の皆様には、テストベッドにおいて、試験的に導入したテクノロジーのデータ収集を行っていただき、飲食店の方々からは使用感などフィードバックを提供していただくことで、より良い技術・製品開発の足掛かりとしていただきます。
本ページではプロジェクトのご案内をすると共に、プロジェクトに参画されたい民間企業を募集致します。
※グリーン・ゾーン認証とは:https://greenzone-ninsho.jp/
グリーン・ゾーン認証に必要な感染症対策を取ることで、現場(主に飲食店)では次のような課題が出ています。
■30分に1回の十分な換気
→従業員のオペレーションが増える。
室温の変動により来店客の快適性を低下させる。
■座席配置の制限
→席数の減少により売り上げが減少する。
■テーブル上にパーティション設置
→来店客同士の円滑なコミュニケーションが阻害される。
提供する料理の種類によっては、可燃性のパーティションで火災の危険性が伴なう。
■大皿料理の提供方法に制限
→オペレーションの煩雑化により従業員の負担が増加。
■ビュッフェスタイルへの制限
→対策が困難であるため、人気サービスを不実施とするしかない店舗が多い。
■人の手が触れる場所の定期的な消毒作業
→従業員のオペレーションが大幅に増え、負担が多い。
■飲食時以外のマスクの着用
→来店客にとって煩雑な作業であり、事実上不可能。
■お酌を避ける
→来店客同士のコミュニケーションを阻害する。
「感染症対策の課題を解決するテクノロジーを現場へ提供したい」かつ「自社の商品・技術の実証実験をしたい」民間企業を募集しています。ご関心のある方はメールにてご応募ください。
※実施期間は2021年3月まで、実施場所は山梨県内のグリーン・ゾーン認証店に限ります。
<応募後の流れ>
1. Mt.Fujiイノベーションエンジンと面談・協定。
2. 認証店にご提案
3. 導入したい認証店に実際に導入